2016年06月28日

月刊群雛6月号の感想

作業の合間に、群雛6月号の感想を。

「“ウェブコミュニティは「共創」と「競争」で物語を紡ぐ”」
 まさに、今が旬のお話。
 2ちゃんの「電車男」あたりの話もあったので、今だけじゃなくて、「歴史」も追ってあって素敵。
 
 編集者は必要。まったくもって同意。

 オイラが所属している某委員会で、先輩が言っていた言葉を。
「客から色々相談来るけど、大抵はパクリの話でさ」
「で、客がみんな言ってるよ。『電子書籍なんか誰も読まないよ。だって編集もされてないんだろ?』って」

 一般的な知識に基づく、一般的な視点だと思う。この先輩がおっしゃっていたのは。
 オイラは群雛に掲載させて頂いたから、「編集のある電子書籍」の存在を知っているけれど。
 カクヨムやなろうのWEB小説がマネタイズされる時には、おそらくプロの編集を通るだろうけれど。

 でも、一般の感覚は、「電子書籍? 編集されてないんだから、質悪いんだろ?」っていう感じだと思う。
 この先入観(?)が将来覆るかどうかは、分からない。
 紙出版の出版社が、紙で出した本の電子書籍版とかも出し始めているわけで。
 
 
「AIのメモリー」
 オイラの3月号の「まんじゅうほしい」は、おもちゃでしたね。
 こういうしっかりした描写を見ちゃうと、そう思う。

 【】を使って、次に出てくる内容がスッと頭に入りやすくする手法は参考になった。
 そして、AI絡みの小説が最近大量に出てきて、嬉しい。AIに興味ある者としては。

 某委員会で、上の方から「AIの法律について検討してくれ」ってお沙汰が来てる。
 っつっても、うちのボスは、サラリと流すつもり。前回の委員会でも結構いろんな意見が出てた。

 脱線したので戻ると、物語性との融合もちゃんと図られてて、かつ一般的なテーマに落とし込み。
 参考にさせていただきます。


「再考の人生」
 星新一先生の雰囲気を、見事に消化している! と思って感嘆。
 黒桃さんの味に吸収されている。
 人の業っていうか、ダメな部分がにじみ出るからなんだろうなあ。引き込まれるのは。
 オチがキレイ。まさに「ショートショート」という感じを受けた。
 
 あと、オイラの勝手な要望も足しておくので、適宜処理お願いします。
 「黒桃さんらしくない文体」の作品を読んでみたい。
 なぜか?
 曲のアルバムとして、黒桃さんの短編集を買った場面を想像した。
 そうしたら、アルバムの最初から最後まで、いつもの文体で進んで終わりそう。

 多分、途中で飽きる。オイラは飽きっぽいから。個別の作品がどんなに優れていても。
 だから、箸休めというか、転調というか、「アップテンポが続いたここでバラード曲が来た!」みたいな変化が欲しい。
 まあ、勝手な要望なんですけどね(苦笑) 

「太陽のホットライン」
 この号のイチオシは断然これ。
 なぜか? 
 美味しんぼの、京極さんの言葉を借りて表現してみる
「海原はんは、なんてものを食わせてくれはるんやぁああああ!(泣)」

 美味しいものを出されたら、美味しいって思うのは当然なんだけど、
 海原雄山は、京極さんの「生まれ育った」所から食材を持ってきた。(うろおぼえ)
 それが、京極さんに「子供の頃の自分」を思い起こさせた。美味しいだけじゃなくて。
 で、京極さんが感動して、山岡はんじゃなくて、海原はんの料理を推すわけだ。

 そういうのが起こった。
 オイラの体験というか、今の悩みとかにシンクロしたわけです。
 「共感」ってやつですね。おそらく。

 普遍的なテーマの強さってのを感じました。
 で、それを出すには、第3回までの描写がしっかりしてるからこそ、なんであって。

 オイラの一発芸なんかとは全くもって違う。


「Newton」
 オイラ、大学自体は教育学部の理学科数学専修にいました。
 一応、当時の教員免許も取った。中学と高校の数学で。教員としては活動してないけど。

 詩に出てくるワードが、かなりの頻度で、馴染みの深いもの。
 詩なんだけど、思考が先にある感じ。

 「命題と真と偽」が一番好き。
 というのは、数学用語が並んでいるだけで終わらずに、
 そこから「自分の話」に繋がっていたから。
 面白い着想だと思います。


「フィエロ王国戦記」
 この作品は寝かせます。今は長編のスキルが足りない。「背骨をどこに作るか」って所から積まないと。
 今後描きたい所は沢山あってですね。
 王様が、参謀タイプの部下(新キャラ)に、議論負けしちゃう所とか、
 王国謹製ストラップと、森田による自作ストラップとの、貨幣としての用途機能の違いとか、
 「盾」と「盾」とをぶつけ合う、アツいバトルとか、
 経理担当官のドジっ子話とか、
 書き損じ姉さんと、その書道の師匠との、「書の道を極めようとする」こだわりとか。
 他にも沢山。
 多分、毎回「戦わなくちゃ、○○と!」と言わせると思います。(○○が魔物とは限らない。でも「戦記」)

「RestNet」
 こないだ、TwitterのDMで感想をお送り済。
 そういう個別対応もしますんで、「感想くれよん!」のニーズがあれば、TwitterのDMでどうぞ。

「ジューン・ブライド」
 秀逸!
 背景も白、ウェディングドレスも白。
 「きれい・・・」って思わず声が出そうになった。

 2年ぐらい前ですかね。嫁にウェディングドレス着せたのは。
 胸元に白い花をあしらったやつとか、色々着てもらいました。
 結局、後ろの裾の流れがキレイなものを選びました。
 
 表紙のドレスは、ベースはシンプルなデザインを基調にして、
 そこにカラフルな花で彩りが加えられていて、すごくいいですね!

以上。
タグ:群雛
posted by にぽっく at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ショートショート

2016年06月11日

如月恭介さんのKDPアカウント停止事件について(私見まとめ)

夜中に起きて、思う所を書いてみます。
割ける時間は僅かですので、大掴みに。

あくまで「私見」です。
いろんな考え方があって良いと思います。

一次情報は、こちらをご参照下さい。
如月さんのブログ
http://kyousukekisaragi.blogspot.jp/2016/06/kdp_9.html?spref=tw

ざっくり「超要約」します。

電子出版やってたら、(冤罪?)でアカウントが強制停止されちゃった!
出版できなくなっちゃった!
プラットフォーム(Amazonさん)に問い合わせたんだけど、返事来ない!
ううう(TeT)
執筆、出版、しばらく停止します(TeT)

以上、オイラによる「超要約」でした。

(冤罪?)と書いた部分には、深入りしません。
ここを議論し出すと、かなり大変だと思うし、誰かが説明しているはず。

さて、一次情報に「KDP」という単語が出てますが、
これは、Kindle Direct Publishing の略。
要は、著者が自分で、電子出版できちゃうサービスのこと。
街の本屋さんで紙の本を買うのとは違う流通経路のやつですね。
Amazonさんが提供してます。
このあたりの説明も、詳しい方にお譲りします。

そして、電子出版の世界では、
Amazonさんが「ほぼ一人勝ち」状態になっている、と思います。現状は。

他にも電子出版のプラットフォームは沢山あるんですけど、
なかなか、Amazonさんのレベルまで、「かゆい所に手が届く」状態には無い。
この辺も、気になる方は、詳しい方のサイト等を漁って頂ければと思います。

以上のような文脈において、何が起こったか。

また、超要約しますね。
(1)如月さん「俺のアカウントが強制停止食らった! ちょ! 冤罪!」
(2)如月さん「Amazonさんに問い合わせる!」
(3)Amazonさん「5日ほどお待ちください」
 (注:ここは、5日「以内」なのか、5日「前後」なのか不明)
(4)他のKDP出版関係者(の一部?)
 「明日は我が身! 支援する! 俺らも、Amazonさんに問い合わせる!」
 「アカウント停止するなら、客観的な証拠に基いてやってくれよ!」
(5)如月さん「5日経ったけどまだ返事来ない(TeT)執筆、出版、しばらく停止します(TeT)」

超要約終了。時系列は正しく上記の通りとは限りません。

ここまでが、この事件を、私の視点から見える角度で要約したもの。
違う角度で見れば、違う見え方するかもしれませんので、
上記が「唯一の事実」では無いと思います。

----------------

さて、私見を足しておきます。

・「KDP出版をしている者」にとって、良いのは、
 アカウント停止の是非を、「客観的な証拠に基いて」判断してもらうこと。
 証拠の提示無しでアカウント凍結されちゃうと、納得感には繋がらない。
 KDP出版をしている者にとっては、とても怖い。
 (冤罪でやられちゃうと、回復が効かない)

・ただし、Amazonさんは、「裁判所」ではなくて、「私企業」。
 「嫌ならうちのサービス使わなければいいじゃん」という考え方も、成立し得る。
 ->いわゆる「大規模プラットフォーマー問題」。

・1つのプラットフォームへの依存が強いと、今回のような問題が起こった時に困る。
 でも、電子出版について、現状では、代替のプラットフォームが育っていない。
 Amazonさん以外の「かゆい所に手が届く」電子出版プラットフォームも、将来的に育って欲しい。
 それが、健全な市場に繋がるのではないか?

以上のように、「私は」考えます。
あくまで、「私見」ですよ!

Kinoppyさんとか、hontoさんとか、紙出版の大手さんが手掛けるサービスが、
規模の面でもそれに近いとは思います。
その他、BCCKさんとかも面白いと、私は思います。

Amazonギフト券みたいに、コンビニプリペイドで決済できれば、
私はAmazon以外のプラットフォームからも、本を買うでしょうね。
(セキュリティの関係から、クレジットカード番号をパソコンに入力したくない)
 
ただ、決済システムって、おそらく大規模になるでしょうから、
そうおいそれとは行かないんじゃないか? とも思ってます。
(でかい主体じゃないと、手をだせない?)

以上、この辺でおいとま致します。
おやすみなさい。
タグ:電子出版 KDP
posted by にぽっく at 04:33| 雑談

2016年06月05日

拙作「パラレル・ワールズ」についてしゃべっちゃうよー\(^o^)/

にごたん 第八回、 お疲れ様ですm(_ _)m

二回目の参加、かつ遅刻ですが、とてもやりがいあって、勉強にもなってます。
ほんと、ありがとうございます!

そして、今回は、まさに自分らしい作品を作りました。
(あるいは、作ろうとしました。ミスってた場合)

http://yomikaki.clu.st/item?__objectId=81a8c4cc829cc535f466781523d61b04
これな。

今回やりたい事は、お昼の時点で決めていました。

想定読者も決めてます。
稲葉さん、黒桃さん、リュールーさんの3人です。
だって、このお三方から、この一週間で頂いたヒントを元にして作ったんだもの。
ありがとうございます。励みになってます。

さて、やりたい事を一言で表現すると、「モーツァルトの文章版」。これ。

モーツァルトは、楽曲の音が同時に聞こえていたらしい。
(例えば、最初の1小節と最後の1小節が同時に鳴っている? わからんけど)
そして、いつどこでこの雑学を手に入れたかは、覚えていないですけど。

「一つの作品で、複数の時空を表現する」
これを実現したい。

リュールーさんの第七回の「ultra」で、
ハッピー時空と、ホラー時空の2つが表現されていましたよね?
このメソッドを拡張する。

今回のオイラのは、
4つのお題のうち、2つを使って、4つの時空を切り替えるトリガーとしています。
だから、パラレルワール「ズ」(複数形)。

作中のパラレルワールドの数は、門を挟んで2つですが、
作品全体を1つのワールドとした場合、ワールドを4つ仕込んでいます。

先にどんなワールドか、結論をば。
「女性視点成功ワールド」
「女性視点失敗ワールド」
「男性視点成功ワールド」
「男性視点失敗ワールド」
の4つ。

冒頭の描写の語り部が、「女性」だとします。
つまり、アイツは「男性」ですね。
女性は男性の事が大好きで、男性を必要としている。
男性は女性の事をどう思っているか、冒頭では不明。
男性が、門に吸い込まれた。
ここまでが、初期値です。

(1)ワールドを切り替える1つめのトリガーは、「気が付くと、私は横たわっていた」の「私」って、男性と女性、どっちよ? という解釈の違い。
「横たわっていた私」=女性と読めば、女性視点ワールド。
「横たわっていた私」=男性と読めば、男性視点ワールド。 

(2)ワールド切り替えの2つめのトリガーは、MAGINGシーン。
 MAGING = MAGIのing形 = 二度目のキセキ成功。
(門は再び開き、男性と女性は合流成功!)

 MAGING = MAGIがNG = 二度目のキセキ失敗。
(門は再び開くことはなかった。合流失敗!)

この2x2=4のワールドを仕込んだつもりです。(仕込みミスはあるかも、だけど)

そして、最後の一言の
「私にはあなたが、必要だったのです」には、ワールドに応じて、異なる意味合いがあります。


<女性視点成功ワールド>
 -> 男性が無事元の世界に戻ってきた! 二人は再会できた。女性が男性に素直に告白。

<女性視点失敗ワールド>
 -> 男性は元の世界に戻ってこれなかった。元の世界に一人残された女性は、
  「あなたが、必要だったのです(しかし、失われてしまった)」と悲しむ。

<男性視点成功ワールド>
 -> 男性は無事元の世界に戻れた。
  「(俺が元の世界に戻るには、他方の世界にいる)あなたが、必要だったのです」

<男性視点失敗ワールド>
 -> 男性は元の世界に戻れなかった。
 男性「あなたが、必要だったのです」
 つまり、冒頭においてブラックボックスになっていた、「男性から女性への感情」を明らかにするセリフ

以上のような構成となっています。

お昼時点では、キーワード4つですから、2の4乗=16個のワールドを、1つの作品にぶち込みたかったのですが、
そこまでのお脳みそは、オイラにはないのです。いちおう、2時間半で作ったし。

以上。
やばい、寝ないと。

急いで書いたので、誤字脱字等あったらごめんなさい。
って、このブログに到達する人なんて、いやしないかwww 

まあそれでもいいです。
今回試したい事は、試せました。
にごたん、ありがとう!

では、おやすみなさいm(_ _)m
posted by にぽっく at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談